研究課題
若手研究(B)
空気中のウィルスやバクテリアは気管の繊毛運動により体外へ排出されるが、詳細な繊毛運動や効率的な異物排除機構は現在まで謎であった。本研究では、高空間分解能光学顕微鏡用い気管繊毛の非対称性運動を詳細に解明した。また、クライオ電子線トモグラフィー法により繊毛の3次元構造を世界に先駆けて解明する事が出来た。さらに異物バクテリアの集団遊泳における流動特性を明らかにした。最後に、異物排除機構のシミュレーション解析に向け、コードの開発、GPGPU実装コンピューターシステムの開発を行った。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (18件) 図書 (1件) 備考 (2件)
Nanotechnology, Biology, and Medicine
巻: (In press)
Physical Review Letters
巻: Vol.107, No.2 ページ: 028102-1-028102-4
http://www.pfsl.mech.tohoku.ac.jp/contents/press_ueno/ueno_press_jp.html
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2012/02/press20120213-03.html