研究概要 |
細胞運動における細胞形状の形成メカニズムの解明のため、細胞膜などの微細構造を高コントラストで実時間観察する新規顕微鏡法の開発を行ってきた。上記を達成するために、偏光板を回転させる事なく、偏光像を取得する為に、フォトニック結晶を用いた軸対象偏光を利用した。残念ながら、助成期間内に上記を達成することはできなかったが、助成終了後に、達成されている。上述したように幹となる技術開発が予想以上に困難であったため、上位目的である細胞形状の形さらに、細胞膜の運動を90nm/80msの時空間分解能で観察する事に成功した(Biophys.J.,99,L50-52)。
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