研究課題
若手研究(B)
生化学的手法を用いて、電位依存性プロトンチャネルの膜貫通領域(S1からS4)についてトポロジー解析を行った。すると、S3とS4には水が大きく浸入していた。この構造的特徴は他の電位依存性チャネルでも報告されていることから、膜電位感知に非常に重要であると考えられる。また、S1とS2において、局所的に周辺が水環境であるアミノ酸残基があった。これらのアミノ酸残基に変異を導入すると、チャネル活性に大きな影響を与えることから、プロトン透過に重要なアミノ酸残基であることが示唆された。
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細胞膜中に存在する電荷生物物理
巻: Vol 51 ページ: 72-75
Proc. Natl. Acad. Sci. USA.
巻: Vol 107 ページ: 2313-2318
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/phys2/okamura/index.html