研究課題
若手研究(B)
マウス海馬神経細胞における樹状突起スパインの形態維持に、PAR1bが機能することを初めて解明した。PAR1bは樹状突起に局在し、成熟後の神経細胞においてノックダウン(KD)を行うと、スパインの形態がフィロポディア様に変化した。さらに、PAR1bのKDにより微小管ダイナミクスが低下しており、アクチン重合に関わるp140Capのスパイン内の局在が異常になっていた。以上の結果から、PAR1bは微小管のダイナミクスを制御することで、スパインの維持に関わると結論づけた。
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