研究課題
若手研究(B)
マウス卵減数分裂では2回の不等分裂がおこり、1つの卵が形成される。不等分裂を行うために重要な紡錘体極性の制御機構の解明をめざし、本研究ではアクチン結合蛋白質トロポミオシン4(Tm4)に注目して解析を行った。マウス卵の減数分裂時に、Tm4の発現抑制実験を行った結果、Tm4の発現抑制マウス卵では、紡錘体形成異常や、紡錘体の膜への局在異常が観察された。この結果から、Tm4はマウス卵減数分裂期において紡錘体極性を制御することでマウス卵の正常な不等分配の遂行に寄与している事が明らかとなった。
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