研究課題
若手研究(B)
研究成果の概要(和文):ケラチンは分化上皮細胞に特異的に発現する細胞骨格蛋白質であるにも関わらず、分化制御への関与は不明な点が多かった。報告者らが同定したケラチン結合蛋白質Albatrossおよびtrichopleinは、そのアミノ酸配列からTPHD分子群(トリコヒアリン・プレクチン類似ドメイン分子群)と名付けられたが、本研究において細胞現象、結合分子の面から検討を行ったところ、これらが分化・増殖に関与するbi-player分子群である根拠を増すことができた。今後も多角的な検証を追加することで、ケラチンおよびケラチン結合蛋白質を介した新規上皮分化・増殖転換メカニズムの解明に期待ができる。
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J Cell Sci. 124
ページ: 857-864
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/400/420/421/421-08.html