研究課題
若手研究(B)
上皮組織にがんのもとになる異常な細胞が生じると、組織はそれを認識・排除することにより恒常性を保つと考えられるが、その分子機構はほとんど不明である。本研究ではショウジョウバエをモデル生物として導入し、がんのもとになる極性崩壊細胞が組織から排除される機構を解析した。その結果、正常な上皮組織は細胞競合を介してJNKを活性化し、これにより貪食能の亢進することで、極性崩壊細胞の排除を促進することが明らかとなった。
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Developmental Cell 15
ページ: 315-328
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http://www.med.kobe-u.ac.jp/igalab/index.html