研究課題
若手研究(B)
脊椎動物のツメガエル胚において細胞増殖後に形態形成が始まる中期胞胚遷移(MBT)の間に細胞内小器官の構造を大きく変化させることを発見した。例えばMBT期にはタンパク輸送・修飾に必要なゴルジ体が断片から再集積され、mRNAが効率的に分解されるP-bodyが出現する。これらの構造変化はMBT以降でのタンパク分泌や不要になった母性mRNAの分解に必要と考えられる。また、MBTにおける細胞周期の伸長開始の引き金となる分子機構を示した。
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Development Growth & Differentiation
巻: 53 ページ: 924-933
http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/.suenoscb/index.html