研究課題
若手研究(B)
まず過去の比較形態学の見解と近年の分子発生学や古生物学の知見をまとめて整理した総説を発表し、この形態進化を理解するために最も重要な問題は「哺乳類が下顎領域に鼓膜を形成したメカニズムを解明すること」であることを提起した。次にニワトリとマウスの顎・中耳領域の胚発生を詳細に調べたところ、哺乳類の鼓膜が下顎領域に形成されたのは、一次顎関節が中耳腔に対して背側に発生位置をシフトさせたためであることが示唆された。
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エナメル質比較発生学懇話会記録 11
ページ: 26-44
Journal of Experimental Zoology (Mol. Dev. Evol.) 314
http://www.cdb.riken.jp/emo/index.html