研究課題
若手研究(B)
本研究では、土壌中から吸収したカドミウム(Cd)の多くを地上部に移行させるイネ品種、長香穀の表現型の原因遺伝子がOryza sativa heavy-metal-transporting P-type ATPase(HMA) 3(OsHMA3)遺伝子であることを明らかにした。また、OsHMA3遺伝子のホモログであるOsHMA2遺伝子がCd及び亜鉛の地上部への移行を促進していることを示した。さらに、イネにおけるカドミウム蓄積に関係する未知の遺伝子の同定を試みて突然変異体のスクリーニングを行い、カドミウムへの反応性が野生型と異なる突然変異体を単離した。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件) 備考 (2件)
Plant Cell Physiol
巻: 53 ページ: 213-224
New Phytologist
巻: 189 ページ: 190-199
Theoretical and Applied Genetics
巻: 120 ページ: 1175-1182
DOI:10.1007/s00122-009-1244-6.
http://www.akita-pu.ac.jp/stic/souran/scholar/detail.php?id=224
http://www.akita-pu.ac.jp/stic/souran/study/detail.php?id=233