研究課題
若手研究(B)
本課題は、昆虫の鋭敏な振動感覚系に着目し、マツの害虫であるマツノマダラカミキリをモデルとする。本種は振動に対してフリーズ反応等を示し、その感度は低周波域で高いことを明らかにした。さらに、低周波域の振動を受容できる感覚器が脚にあることも特定した。カミキリの産卵に適する衰弱したマツは、低周波域を含む自発振動を発する。本種はこの自発振動を感知し、産卵する樹木を選択している可能性が示唆された。
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木材保存
巻: (印刷中)
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