研究課題
若手研究(B)
シロイヌナズナをニッケルに曝露した結果、鉄の吸収量増加と鉄吸収トランスポーターであるIRT1の発現誘導が確認され、またIRT1遺伝子の発現抑制によりニッケル過剰症が抑制された。以上のことから、ニッケル過剰土壌における鉄欠乏症状の発症は、IRT1などの鉄輸送タンパク質がニッケルも輸送基質とすることにより鉄.ニッケルの競合が発生していることに起因することが示唆された。また、三重県鳥羽市に分布する植物の調査結果からも、高ニッケル土壌におけるニッケル.鉄含量の間に高い相関が確認された。
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http://www.bio.mie-u.ac.jp/junkan/busshitsu/lab4/SSPN/index.html