研究課題
若手研究(B)
糸状菌は多細胞であり、隣接する細胞が隔壁孔と呼ばれる小さな穴を介して、細胞質連絡を行っているが、本研究ではそれを制御する分子機構の解明を試みた。AoSOはストレス依存的に隔壁孔に凝集するタンパク質であるが、その過程に必要なAoSOの領域を同定した。隔壁孔に局在するMAPキナーゼAoFus3と相互作用する、新規隔壁孔局在タンパク質を同定した。細胞質連絡を制御するオルガネラWoronin bodyの形成機構を解析するなかで、ペルオキシソームがビオチンの生合成に関与することを世界で初めて発見した。
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http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/Lab_Microbiology/hyousi.html