研究課題
若手研究(B)
神経細胞におけるcGMP/cGKシグナリングの未だ不明確な情報伝達系の解明を試み、以下の成果を得た。1.cGK Iは細胞内cGMPの上昇に伴ってrhotekinをリン酸化し、リン酸化されたrhotekinはcGKIから解離し、神経突起の形成に重要な役割を担うことが示された。2.cGK IはTRPC7と特異的に相互作用することにより、一酸化窒素やナトリウム利尿ペプチドといった刺激に対して迅速かつ正確にTRPC7をリン酸化することにより、細胞内カルシウム濃度を制御していることが推測された。
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Signal. 23
ページ: 1179-1187