研究課題
若手研究(B)
イネ科植物は葉身に珪酸ガラス(非晶質シリカ)を沈着するが、その形成には有機物の関与はないと考えられてきた。本研究ではイネ(あきたこまち)の扇形珪酸体(ガラス)中に有機物が存在することを初めて明らかにした。この有機物は試験管内において可溶性の珪酸分子を重合して沈殿(不溶化)させる活性を有していたことから、イネのガラス形成にも珪藻や海綿動物と同様に有機物が関与していることが示唆された。
すべて その他
すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)
http://www.akita-pu.ac.jp/stic/souran/scholar/detail.php?id=24