研究課題
若手研究(B)
本研究では、生体膜の水透過性を制御するアクアポリンが、樹木の葉 の通水性やガス交換特性に及ぼす影響を調べた。葉内のアクアポリンは、葉に光が当たった時 の通水性の増加や気孔の開口、葉のガス交換速度の季節変化に関与しており、アクアポリンの 活性化と葉のガス交換速度の増加に密接な関係が認められた。一方、高CO2 環境や乾燥ストレ スなどの環境変化と葉のアクアポリン活性の間に、明瞭な関係は認められなかった。
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関東森林研究
巻: 61 ページ: 141-1142