研究課題
若手研究(B)
縮合型タンニンという物質は樹木の樹皮に多量に蓄積していますが、その利用方法については革鞣し剤などの利用以外に有効な利用方法が確立していません。カラマツなどに含まれる縮合型タンニンは酸性条件下で低分子化されカテキンとなることが報告されています。本研究では酸性条件下でカテキンを分解出来るバクテリアの諸性質を明らかにし、カテキン分解機能を解析することにより、タンニンからカテキンへと酸分解された後に微生物機能によってカテキンから汎用性ポリマー原料へと変換するシステムを設計可能であることを明らかにしました。
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International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology
巻: 61 ページ: 249-254