研究課題
若手研究(B)
本研究では、養殖二枚貝類に下痢性貝毒を引き起こす原因生物である海洋性植物プランクトンのディノフィシス属を主な研究対象とした。成果として、主要なディノフィシス属が現場海域で捕食する繊毛虫はミリオネクタと呼ばれるものであり、そのミリオネクタはある特定のクリプト藻種を選択的に捕食していることが判明した。また、ディノフィシスの中には100種類以上を超える葉緑体を細胞内に保持している種も存在し、ディノフィシスが複雑な海洋生態系の中で果たしている役割の一端を明らかにした。
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Applied and Environmental Microbiology
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