研究課題
若手研究(B)
未利用バイオマスの一つであるキチン関連物質を効率的に利用するため、海産魚由来乳酸菌Lactococcus lactisのキチン関連糖の利用能をチーズスターターや淡水魚由来株のそれと比較した。その結果、魚類由来株は、単糖~6糖を発酵したのに対し、チーズスターター由来株では3糖までしか利用できなかった。また、生成乳酸の光学異性体比は、海水魚由来株ではL-乳酸が99%であったのに対し、他の由来源のものでは85~96%であった。さらに、海水魚由来株におけるL-乳酸生成量は、他の由来源のものの3.5~4.4倍であった。
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Aquaculture Research 印刷中
Aquaculture Science 58
ページ: 437-438
Aquaculture Research 41
ページ: 153-156
Journal of Applied Microbiology 107
ページ: 867-874