研究課題
若手研究(B)
農産物直売所のスキャナーデータより、農産物の購買行動における生産者に対する消費者のロイヤルティについて分析した。分析結果は次のとおりである。(1)トマト、きゅうり、米の3品目の中では、きゅうりに比べ、トマトと米の購買において、生産者へのロイヤルティを示す人の割合が大きい。(2)糖度5%以上かつ酸度0.4%以上を達成するトマトがわずかな農業経営者はロイヤルティを獲得できていない。(3)コスト・パフォーマンスの良さ以上に、食味に対する消費者の不満の感情は、ロイヤルティ形成に対し強い影響を持つ。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
フードシステム研究 16(4)
ページ: 25-31
関東東海農業経営研究 100
ページ: 101-104