研究課題
若手研究(B)
地域の慣行と比較して化学肥料と農薬の使用を削減した特別栽培による小豆を対象に、環境会計を算定した。その結果、収益については特別栽培の方が慣行栽培よりも高く、労働時間については特別栽培の方が長い。これは機械の利用時間の延長をもたらし、二酸化炭素排出量を増加させる。これら計算結果について特別栽培を行う経営者に示したところ、収益は加算金があるために高いという点については認識したが、営農活動と二酸化炭素排出量を結びつけて考えるのは難しいと回答した。
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日本農業経済学会論文集
ページ: 35-39