研究課題
若手研究(B)
植物の栄養素吸収と水分吸収は相互作用することが知られているが、その作用機作の詳細は不明である。前者が後者に及ぼす影響として、本研究ではイネを材料に用い、水耕液の窒素濃度に応じて根の水透過性が変化すること、それにはアクアポリンという水を通す膜タンパク質の発現量の変化が密接に関わることを明らかにした。一方、後者が前者に及ぼす影響として、水分吸収が著しく制限される場合には窒素吸収も抑制されるが、マイルドな水ストレス下では抑制されないことを明らかにした。
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化学と生物
巻: 50 ページ: 402-403
http://www.jsbba.or.jp/pub/journal_kasei/kasei_contents/vol50_6_2012.html
Plant, Cell & Environment
巻: 34 ページ: 1150-1163
DOI:10.1111/j.1365-3040.2011.02313.x