研究課題
若手研究(B)
本研究は、骨格筋のタンパク質分解に対するアミノ酸の情報伝達経路を明らかにすることを目的とした。その結果、1)アミノ酸は、IGF-Iと異なりAKT-FOXO経路ではタンパク質分解を抑制しないこと、2)アミノ酸のロイシンはグルタミンが共存下では、アミノ酸トランスポーターを介した経路で骨格筋タンパク質分解を抑制するが、ロイシン単独では異なった経路で抑制することを明らかにした。以上の結果は、アミノ酸は様々な情報伝達経路を介して骨格筋のタンパク質分解を抑制していることを示している。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
栄養生理研究会報 54巻
ページ: 33-13