研究課題
若手研究(B)
抗生物質に代わる新たな感染症対策法の開発を目的に、Quorum Sensingシグナル物質(AHL)受容体LasRのIn vitro合成を試みた。アミノ酸配列解析の結果、LasRタンパク質はAHL結合ドメインとDNA結合ドメインから成ることが明らかとなった。また、LasRタンパク質の合成を試みたところ、大腸菌や培養細胞を用いた系ではLasRタンパク質が速やかに分解されるため、無細胞系合成システムを使うことで初めて合成が可能であることが示された。また、本研究の過程において副次的にAHLの創傷治癒促進作用が明らかとなった。
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FEMS Immunol Med Microbiol. Epub ahead of print
ページ: doi : 10.1111/j.1574-695X. 2011.00796.x.
http://www.rounenkango.m.u-tokyo.ac.jp/