研究課題
若手研究(B)
酪酸のトリグリセライドで prodrug であるトリブチリンの経口投与による腸管への効果を明らかにした。エンドトキシン非投与下において、血中酪酸濃度の上昇、腸管 PPARγ 発現の増加、アポトーシスの促進を生じた。またエンドトキシン投与による炎症性サイトカイン(TNFα, IL-1β)増加、腸管出血などの腸管障害、高い致死率のいずれをもトリブチリンは抑制した。トリブチリンの経口投与は、新しい機能性食品として、血中酪酸濃度上昇を介した生理的効果とは異なる腸管への効果を発揮する可能性が示唆された。
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機能性食品と薬理栄養
巻: 7 ページ: 251-256
巻: 6 ページ: 337-342
Clin Nutr 30
ページ: 252-258