研究課題
若手研究(B)
当該研究者は、ベンザインに対する一級アミンの求核付加反応において、シリル基を配向基とすることで、位置選択的にアミン類を導入することに成功した。また、ホウ素置換ベンザインを温和な条件で発生させることに成功し、新しいホウ素置換芳香族化合物合成のためのビルディングブロックとして有用であることを示した。ケイ素及びホウ素官能基は反応後に多様な官能基変換が可能であるため、本法は多置換芳香族化合物の新規合成法として極めて有用である。
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