研究課題
若手研究(B)
肺がん治療用経肺投与ナノ粒子製剤の開発を行った。ナノ粒子の肺深部到達性を向上させるため、製剤調製時に賦形剤を添加した。賦形剤としてアミノ酸であるアルギニンとグルタミンを用いた場合、最も肺深部到達性が高くなった。製剤を肺がん細胞に投与したところ、投与量に依存して取込粒子数が増加し、400nmと比較して100、200nmのナノ粒子の取込量が高くなった。賦形剤及び粒子径を変化させることで肺内局所到達性を制御できる可能性が示唆された。
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Colloids and Surfaces B : Biointerfaces VOl.76, Issue 1
ページ: 226-235
Colloids and Surfaces B:Biointerfaces VOl.71, Issue 2
ページ: 177-182