研究課題
若手研究(B)
遺伝子治療には遺伝子の運び屋(ベクター)が不可欠である。研究代表者は、非ウイルスベクターのひとつである正電荷リポソームにバイオサーファクタントを含有することにより遺伝子導入効率が著しく遺伝子導入効率が上昇することを明らかにしてきた。本課題研究では、さらなる遺伝子導入効率の向上を目的とし、脂肪酸組成、特に不飽和脂肪酸の割合(不飽和度)の異なるMEL-Aを含有した正電荷リポソームを作製し、遺伝子導入効率に及ぼす影響を検討した。その結果、MEL-Aの不飽和度は遺伝子導入効率に著しい影響を与えることが明らかとなった。
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Int.J.Pharm. 398
ページ: 225-230
J.Drug Delivery Sci.Technol. 19
ページ: 165-169