研究課題
若手研究(B)
新規細胞運動抑制因子SH3P2はMyo1Eと特異的に結合すること、SH3P2(Ser^<202>)のリン酸化によってSH3P2から解離したMyo1Eは、CD44、およびMMP-3/-9の発現調節などを介して細胞運動を制御すること、またそれにはMyo1EのSer^<736>/Thr^<1032>のリン酸化が関与することを見いだした。すなわち、ERK-MAPキナーゼ経路の恒常的活性化がSH3P2/Myo1E複合体形成の制御破綻を誘起し、それががん細胞の運動・浸潤能亢進に繋がる可能性を提示した。
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