研究課題
若手研究(B)
本研究では、高血圧治療薬であるカルシウム(Ca)拮抗薬をモデル薬物として、発がん前駆物質の遺伝毒性発現における異物-薬物相互作用の可能性について、培養細胞や実験動物を用いて検討した。その結果、ニカルジピンをはじめとするジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬は、発がん性芳香族炭化水素類による肝CYP1酵素誘導を相乗的に増強することで、発がん性芳香族炭化水素類の代謝活性化を促し、発がんリスクを増加させる可能性を示した。
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Yakugaku Zasshi 131
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Cancer Sci. 101
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http://www.pharm.or.jp/hot-news/soreiso2.html