研究課題
若手研究(B)
本研究では、大麻の薬理・毒性研究の一環として大麻喫煙による有害作用に着目し、大麻成分が環境化学物質による発がんリスクを決定する1つの要因と考えられている酵素CYP1A1の発現を誘導するか否かを解析した。その結果、大麻の非幻覚成分であるカンナビジオールがヒト肝由来の細胞でCYP1A1の発現を誘導することを明らかにした。その機構として、これまで知られている一般的な経路と特殊な経路を利用している可能性を示すことができた。
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Life Sci. Vol.88
ページ: 730-736
Biochem.Pharmacol. Vol.79
ページ: 1691-1698