研究課題
若手研究(B)
ヒト大腸癌細胞株7種の遺伝子発現レベルが抗腫瘍性白金錯体(3種)のIC50値と負の相関を示したのは8種、逆に正の相関は48種であった。また、シスプラチンのIC50値は、DNA修復関連酵素の発現量と比較的高い正の相関を示し、5-FUのIC50値は一部の薬物トランスポータ発現と正の相関を示した。一方、抗腫瘍性白金錯体に低感受性の細胞で高い発現を示した蛋白は200種、逆に低い発現は156種の蛋白であり、これらには鉄イオンの恒常性維持や重金属の解毒に関与する蛋白質が含まれていた。
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