研究課題
若手研究(B)
脊椎動物の「形づくり」において「原腸胚形成」は極めて重要な過程であるが、そのしくみはほとんど解明されていない。本研究では、この時期の両生類胚から胚細胞を単離すると自律的かつ胚葉特異的な細胞運動を行うこと、および、この運動が細胞内カルシウムイオン動員機構の発達とアクチン線維を主とした細胞骨格の再構築により制御されていることを明らかにした。さらに、細胞内カルシウムイオン動員機構の発達は原腸胚形成運動の開始と維持において重要な役割を果たしていることが示唆された。
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Development Growth & Differentiation 53
ページ: 37-47