研究課題
若手研究(B)
バルプロ酸は、抗てんかん薬として広く用いられる。近年、抗がん薬の作用を増強すること、iPS細胞の作製効率を上昇させること、また脊髄損傷マウスへの神経幹細胞移植の効果を増強することが報告されている。我々は、多彩な作用を示すバルプロ酸の標的分子が何であるのか、どのような分子メカニズムで働くのかに関してはほとんど不明である。分裂酵母モデル生物として、バルプロ酸の標的分子同定を行った。バルプロ酸は細胞内輸送に深く関わっていることを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 備考 (1件)
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http://www.med.kobe-u.ac.jp/pharma/welcome.html