研究課題
若手研究(B)
ヒト羊膜に由来する細胞と臍帯血CD34陽性細胞を共培養することにより、CD34陽性細胞の割合は減少するが、CD45陽性血液細胞が劇的に増加すること、5週以上に渡ってコロニー形成能を持つ造血前駆細胞を維持できることが明らかとなった。CD34陽性細胞と共に移植することによって、CD34陽性細胞を単独で移植するよりも高いキメリズムが得られることが明らかとなった。以上のことから、ヒト羊膜に由来する細胞には造血前駆細胞を維持する能力に加えて、造血幹細胞の生着を支持する能力があることが強く示唆された。
すべて 2010
すべて 学会発表 (1件)