研究課題
若手研究(B)
MYCN増幅/過剰発現と合成致死表現型を示す遺伝子としてSmc2、MYCNとSyntheticに老化の表現型を示す遺伝子としてSgo1を同定した。どちらもMYCN増幅タイプの神経芽腫細胞株でノックダウンするとDNA損傷を誘導した。DNA損傷を誘導する機構として、Smc2では、DNA修復に必要な遺伝子の転写制御をしていることが示唆された。また、Smc2単独でなくコンデンシン複合体が転写制御に関わっている可能性が示唆された。一方、Sgo1ではPP2Aやコヒーシンが表現型に関わっている可能性が示唆されている。これらの遺伝子の発現とヒト神経芽腫患者の予後にも相関があることが明らかとなった。
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http://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical/1639/1642/bunshiseibutsugaku_seitaikoubunshigaku.html