研究課題
若手研究(B)
Wntシグナルに対して拮抗的に機能する分泌性蛋白質のDkk1は脂質ラフトに局在するLRP6を非脂質ラフト分画に移行させ、クラスリン依存性にLRP6のエンドサイトーシスを誘導することによりβ-カテニン経路を抑制した。一方、β-カテニン非依存性経路を活性化するWnt5aはRacを活性化するが、その活性化には共役受容体のRor1/2やアレスチンとクラスリン依存性のエンドサイトーシス経路が必要であった。以上の知見はエンドサイトーシスによるWntシグナル経路の活性制御機構の一端を明らかにしたものである。
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
Oncogene 29
ページ: 2036-2046
J.Cell Sci. 123
ページ: 360-368
EMBO J. 29
ページ: 41-54
Gastroenterology 137
ページ: 242-252
Trends Cell Biol. 19
ページ: 119-129
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/molbiobc/