研究課題
若手研究(B)
我々はKRAP遺伝子過剰発現マウスを樹立し、その肝臓を材料としてKRAP結合蛋白の同定を試み、シグナル関連分子Xを同定した。KRAPはシグナル関連分子Xと培養下のヒト癌細胞ならびにマウス生理組織の両者において共局在するとともに、この分子間相互作用は生化学的手法によっても確かめられた。また、培養細胞でのKRAP発現抑制はシグナル関連分子Xの機能を抑制したことから、KRAPがシグナル関連分子Xへの結合とその機能調節を介した細胞内シグナル調節に関与する分子であることが示された。
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