研究課題
若手研究(B)
原爆被爆者に発生した癌と原爆放射線被曝との関連を調べている。被爆者の細胞の中に放射線の影響の痕跡(ゲノム不安定性)が残っており、そのために癌の発生がおこると考え、被爆者乳癌患者の正常皮膚組織におけるゲノム不安定性を調べた。ゲノム不安定性の指標として、53BP1というDNA二重鎖切断部位に集簇する蛋白を用いた。近距離被爆者群の正常細胞では、ゲノム不安定性が亢進していることが示唆され、癌化への関与が考えられた。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
Gastroenterol 138(Suppl.1):S-509
広島医学 63
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Histopathology in press
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