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2010 年度 研究成果報告書

APECED疾患モデルマウスを用いたカンジダ感染防御機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 21790423
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関九州大学

研究代表者

栗崎 宏憲  九州大学, 医学研究院, 助教 (70403962)

研究期間 (年度) 2009 – 2010
キーワード感染免疫 / カンジダ感染 / APECED / Aire
研究概要

BALB/cマウスにCandida albicans を3.0×105CFU尾静脈接種すると、Aire KOおよび各種免疫不全マウス(μMT、Rag-1、nu/nu)で感受性に差が認められた。そこでこの感受性の差が何に基づくものか解明するため、各種サイトカインの変動に着目し、Th1、Th2、Th17応答の代表的なサイトカインとしてC.albicans感染マウス血清中のIFN-γ、IL-4、IL-6、IL-17Aの変動を測定した。その結果、Aire WTマウスではIFN-γ、IL-4、IL-17Aは変動せず、IL-6のみ上昇することが確認できた。IL-6が、C. albicans感染により血清での濃度の上昇が認められたことから、IL-6が関与する自然免疫における貪食細胞の動員や炎症の誘導、また、Th17細胞の分化がカンジダ感染防御に重要であると考えられた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Aire欠損マウスを用いたCandida albicansの感染防御機構の解析2009

    • 著者名/発表者名
      栗崎宏憲
    • 学会等名
      第83回日本感染症学会総会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2009-04-24

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公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

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