研究課題
若手研究(B)
赤痢菌などの腸管感染症を引き起こすグラム陰性病原細菌は、効率的ならびに持続的な感染を成立させるために様々な病原因子を宿主細胞内に分泌する。この研究において、病原因子が上皮細胞の破壊を昂進する作用と抑制する作用の両作用を有し、宿主細胞内シグナル経路を調整することによって感染細胞の急激な破壊を制御していることが示唆された。これらの結果は、腸管感染症の病態を把握し治療やワクチン開発などの感染症対策に寄与することが期待される。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件)
Emerging Infectious Diseases
巻: 17 ページ: 2060-2062
DOI:10.3201/eid1711.110280
Journal of Veterinary Medical Science
巻: 71 ページ: 1115-1119
DOI:10.1292/jvms.71.1115
BMC Microbiology
巻: 9 ページ: 110-122
doi:10.1186/1471-2180-9-110
Journal of Medical Microbiology
巻: 58 ページ: 1486-1491
DOI:10.1099/jmm.0.011809-0
Japanese Journal of Infectious Diseases
巻: 62 ページ: 351-355
http://www0.nih.go.jp/JJID/62/351.pdf