研究課題
若手研究(B)
HIV-1感染感受性には個人差がある。rac2遺伝子は感染抵抗性遺伝子であり、Rac2の発現が高いヒトはより感染抵抗性になる。本研究ではRac2高発現を制御する1塩基を同定した。また、Rac2の高発現により感染に必須のHIV-1受容体CCR5の発現が減少し、かつ感染阻害活性を持つCCL5の発現が上昇すると分かった。以上からRac2高発現タイプの塩基配列を持つヒトではHIV-1が細胞へ結合しにくくなり感染抵抗性になると考えられる。
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Genes to Cells 16
ページ: 203-216
PLoS Pathogens 5(5)
ページ: e1000439
http://www.med.kindai.ac.jp/immuno/