研究課題
若手研究(B)
マウス樹状細胞において、mTORの下流に位置するeIF4Eを過剰発現させるとLPS刺激に伴うIL-10産生が増大し、eIF4Eの阻害剤処理によりIL-10産生が減少した。一方、mTOR阻害剤は、転写因子Sp1やc-Fosの発現、およびIFN-ssのオートクリン経路を介したIL-10発現調節には影響を及ぼさなかった。すなわち、mTORはeIF4Eを介してLPS刺激誘導性IL-10発現を正に制御しているが、IL-10の正の調節因子として知られているSp1やc-Fos、IFN-ssを介していないことが示された。
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Nature vol.463
ページ: 540-544
http://www3.kmu.ac.jp/bioinfo/