研究課題
若手研究(B)
脳の免疫担当細胞であるミクログリアは病的な刺激により異常活性化することで中枢神経変性疾患の病態形成に関与することが明らかになりつつある。そこでミクログリアの興奮・活性化状態を制御する目的で、浸透圧変化や機械伸展刺激等で活性化するTRPV4チャネルに着目した。In vitroおよびin vivo実験、電気生理学的検討による結果を多角的に評価した結果、TRPV4開口刺激は細胞膜の脱分極を介してミクログリアの活性化に対して抑制的に働くことが明らかになった。
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PLoS One
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DOI:10.1371/journal.pone.0024865.
Journal of Neuroscience
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http://www.pharm.kyoto-u.ac.jp/channel/ja/research/index.html
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2010/100930_1.htm