研究課題
若手研究(B)
統合失調症において、認知機能障害の重要性は強く認識されており、患者のQOL向上を目指す上で疾患の中核症状と考えられている。本研究では、アセチルコリン分解酵素の阻害薬でアルツハイマー病治療薬として開発されているガランタミンが、臨床において統合失調症の認知機能障害を改善することに着目し、その作用メカニズムの解析から、統合失調症認知機能障害の病態生理基盤、およびガランタミンの治療効果におけるムスカリンM1受容体の関与を明らかにした。本受容体活性化薬の新規治療薬としての可能性を提唱するものである。
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