研究課題
若手研究(B)
本研究では圧負荷モデルラットにおける心肥大の発生と血中結合組織成長因子(CTGF)濃度の推移との関連について検討を行った。血中CTGF濃度は左室壁肥厚をきたさない術後3日目から2週目にかけて、一部の圧負荷ラットで高値例が認められたが、圧負荷群と対照群(sham群)で統計学的には有意な差は認められなかった。術後3週目以降に圧負荷ラットにて左室壁厚に有意な増加が認められたが、その血中CTGF濃度は2群間で有意な差は認められなかった。