5週齢BALB/c雄性マウスを3濃度(0.01%、0.1%、1%)のケルセチン含有飼料にてそれぞれ飼育し、さらにディーゼル排気微粒子(DEP)懸濁液0.05mlを2回/週ずつ6週にわたってそれぞれ気管内投与した。 DEP投与群とDEP+ケルセチン1%群の血中テストステロン濃度は、vehicle 群と比較してそれぞれ有意に低値を示した。DEP は血中テストステロン濃度に影響を及ぼし、低濃度のケルセチンがその毒性を軽減させていることが示された。高濃度のケルセチンではDEPの毒性を軽減できないことが示された。
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