研究概要 |
警察一般職員・警察官を対象に、生物学的ストレス評価法を確立するための横断研究と、精神的ストレス低減するための主に東洋医学的手法を用いた介入を、某県県警職員を対象に、2011年(参加人数65名)、2012年(同14名)の2期に分けてセミナー形式で実施した。ストレス評価には、SCL, STCL, VASの自己記入式ストレス調査票を使用し、セミナーの前後で唾液コルチゾールならびに唾液α-アミラーゼを測定した。その結果、唾液ホルモン測定は、慢性ストレスには解釈が困難であるが、短時間のストレス変動評価には有用であることが認められた。また、介入が警察職員のストレス軽減に有効なことも確認された。
|