研究課題
若手研究(B)
圧負荷心不全モデルでは、脳内ミネラルコルチコイド受容体 (MR)の発現は有意に増加し、同時にアンジオテンシンtype 1 受容体(AT1R)の発現も増加した。圧負荷モデルに食塩負荷を行うと、脳内MR-AT1R経路が更に亢進し交感神経活性化が促進された。心不全モデルでは食塩負荷に対するNaチャネル抑制系:CYP-EET経路の活性化が消失していた。以上の結果から、圧負荷心不全モデルにおいて、脳内MR経路活性化、CYP-EET経路活性不全が食塩負荷による交感神経活性化に関与することが示唆された。
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J Hypertens. 28
ページ: 1449-1458