研究課題
若手研究(B)
好中球性炎症及びTh17型免疫応答は、難治性喘息での気道炎症の特徴である。ドーパミンD1受容体拮抗薬はTh17分化を抑制する。本研究では、ドーパミンD1受容体拮抗薬が、ovalbuminで誘導される好中球性気道炎症を抑制するかについて検討した。ドーパミンD1受容体拮抗薬は、好中球性気道炎症を抑制し、肺におけるIL-17の産生及びTh17細胞の肺への浸潤を抑制した。さらに肺CD11c陽性抗原提示細胞からのIL-23産生を抑制した。従って、ドーパミンD1受容体拮抗薬は、重症喘息の有望な治療戦略となりえることが示唆された。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (29件)
Auris Nasus Larynx
巻: 38 ページ: 555-563
J Immunol
巻: 186 ページ: 5975-5982
Int Arch Allergy Immunol
巻: 152 S(1) ページ: 41-46
巻: 152 S(1) ページ: 32-40
巻: 183 ページ: 209-220